若人の考えていること。

思いのままに書いています。

"愛"と"恋"と"性"【後編】

 

昨日の【前編】に引き続き、読んでいただきありがとうございます。

※前編はこちら

"愛"と"恋"と"性"【前編】 - 若人の考えていること。

 

まぁ。恋愛研究所代表の菅野から

お前たちに1つアドバイスするとするなら。

 

「絶対に"追うな"」だな。

 

前編でも言った通りだが、

"追う"という行為は自ら戦闘能力を

相手よりも下に示す行為だからな。

そんな自分より戦闘能力の低い相手には

魅力を感じない。

 

なぜなら"自己ロマン"の投影だからな。

 

「愛情表現はストレートにした方が良い」

ってのは嘘だからな。盲目的に信じるなよ。

そこのモテないヤツ。(欧米かぶれの自称モテコンサルの友人が、実際に僕にしたアドバイスだ。)

 

あれは関係性が出来上がってからの話であって、付き合ってもいないのに「好き、好き」言ってたらドン引かれるからな。(全然実体験じゃねぇからな。得意のスクショでここだけ切り取って送るなよ。)

 

まぁ冗談はさておき、ここから本題に入る。

 

[第五章]"性"を考える

 

しかしね。

そろそろ感じてると思うんだけど、

一口で恋愛と言ってもね。違うんだよ。

 

"男性"と"女性"で。

 

男女雇用機会均等法やLGBTQなど

"性"に関する様々な議論が行われている

現代において、このように"男性"や"女性"といった二項対立的な議論は避けた方が良いのかもしれない。

 

しかし、こんな時代だからこそ。

 

"男性"と"女性"の違いをあえて問うてみたい。

 

これまで生きてきて、そして恋愛をしてきて、疑問を抱いてきた事はないか?

 

なんで男って浮気するの?

なんで男が告白しなきゃいけないの?

なんで女ばかりが「結婚は?」って聞かれるの?

なんで女って「好きアピールはするけど自分から告白はしないなぁ」とかインスタで偉そうに言ってんだこらぁ。(ハァッ。ハァッ。ハァッ。申し訳ない感情的になってしまいました。)

 

これには"性"が密接に関わっているからなんだ。

("密"がついているけど多分大丈夫だよ)

 

今から大事な話をするね。

 

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"男"と"女"

 

"精子は新しく作られる"

"卵子は新しく作られない"

 

男性は"授ける"

女性は"授かる"

 

男性は"より多くの子孫を残したい"

女性は"より良質な子孫を残したい"

 

男性には"選択権がある"

女性には"拒否権がある"

 

よって

 

男性は関係をもった人を悪く言う。

女性は関係をもった人を良く言う。

 

男性は関係を持てずフラれた相手を良く言う。

女性は関係を持てずフラれた相手を悪く言う。

 

テラスハウス

1人の男性(りょうさん)の事を、

3人の女性が意識してる時期があった。

 

結果、誰一人として形にならなかった。

(明確にフラれてない人もいるけど、結果としては形にはならなかった。)

面白いのが3人とも好意をもっていたのにも

関わらず、部屋でのガールズトークでは

3人してその男性の悪口を言うというシーンがあった。これは典型とも言える例だよね。

 

一方で男は、フッた女を悪く言いがち。

(オレはそんな事ないよ♡)

高校の同級生と飲んだ時に、

「あれ、最近インスタに写真載ってないけど別れたの?」と口火を切ると、そこからは結構エグい話が始まる。

これは選択権の行使だよね。

 

だから別れても友達でいようね♡

って言うのはだいたい女の方で、

 

それにYESと答えるのは肉体的快感を得るためだけにセックスをしたい男だと思うよ。

(超完全なる個人的な偏見です。エビデンスはございませんご了承下さい。)

 

"最低な男"と"綺麗でいたい女"
 

"選択権"と"拒否権"

これをどれだけ行使できるか。

という事を無意識にしてしまっている事に、

そして、それに振り回される事に、

時々嫌気がさすね。

 

遠距離恋愛

彼女は彼に会いたくて会いたくて震えていた。

クリスマスに半年ぶりに彼に会える。

彼の好きなレストランを予約し、

夜景の見えるホテルも予約した。

そして互いにプレゼントを交換した。

そしてロマンチックが最高潮に達した時。

彼は言った。「別れよう」

(おぉーーーい)

 

想像しただけでも涙がでるよ。

 

男は"選択権の行使"。

つまり、他にもっと惹かれるメスがいれば

これを行使する。

 

男は、いつも最低だ。

 

【綺麗なお姉さん】

綺麗なお姉さんに恋をした。

誰がどう見てもモテる。

そして"優しい"。

2人でデートも行くし、向こうから連絡だって来る。え?これもう付き合ってんじゃね?

(勘違いで舞い上がる男)

よし。男なんだからはっきりさせよう。

勇気を振り絞って告白した。

「え?そんなつもりないよ?これからも友達でいようね♡」(なんじゃそらぁーーーー)

 

※全然実体験じゃねぇからな。

 

女は"拒否権の行使"。

オス鳥にどれだけ"求愛の舞"をさせられるか。

それでメスの価値を測るのだろう。

 

そういう女はだいたい、歳上のとか、役職が上とか、お金持ち。という"一見"恋愛偏差値が高く見える男と、よろしくやるんだよな。(これまた超完全なる個人的な偏見です。ここだけスクショしてグループLINEで回さないでください。)

 

女は、いつも綺麗でいたいんだ。

 

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【第六章】"愛"を考える
 

"恋"や"好き"や"結婚"や"男"や"女"や"セックス"や"欲求"について考え、因数分解してきた。

 

人はそれぞれ、好きなタイプや、恋愛や結婚に対する考え方、性的指向がある。

 

"条件"があるとも言えよう。

 

しかし、愛に"条件"などというものは無いという者もいるだろう。

 

苫野氏はこう言った。

無条件の愛とは、誰かを愛するのに

条件は必要ないという意味ではない。

それは、ひとたび誰かを愛しはじめて、

その愛に条件などないと

意思しうるものなのだ。

「愛」より引用

 

そう。全ての人を愛せ。というような人類愛的な事ではない。

 

タイプもあるし、ストライクゾーンもある。

偏差値という自己認知と他者評価もある。

 

愛の入り口の1つに恋がある事は確かだ。

しかし、そればかりでは無いのも確かだ。

親の子への愛。教師の生徒への愛。

 

私自身"愛とは何か?"と問われて

鮮明に言語化はできない。

 

しかし、恋を理解し取り除く事ができれば"愛"が少しずつ、型抜き的にぼんやりと浮かび上がってくるかもしれない。

 

 

【第七章】それでも僕らは生きている
 

愛が無くても子どもができてしまう。

愛があっても子どもができない場合もある。

 

現代は"性"に関して寛容になったのか、

窮屈になったのか。

 

変わる事もあれば、変わらない事もある。

 

男性は子どもを産む事はできない。

それは女性の体を持ち、女性として生きていく事を決めた人の義務ではなく権利だし、前述した通り、結婚は制度だ。

 

女性の社会進出も選択肢の一つとなった。

 

磯野家や野原家や野比家のよう家庭を築く事は、あくまで選択肢の一つだ。

 

"平等"とは"同一"では無い。

"平等"は"違い"から始まる。

 

同じだと叫ばれている背景には

"違い"があるからで。

まずは僕たちはそれを理解しなくちゃいけないよね。

 

いつでも過剰な反応をして、

キーッと怒っているのは、

事実を無いモノとしたり、同じモノであろうとするからなんだよね。

 

それを恋愛という例を通して考えたかった。

 

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あとがき

 

それなりにブログを書き続けてみて、

バズるブログもあれば、

バズらないブログもあった。

 

バズると800くらいのアクセスがあって、

バズらないと100くらいしかアクセスが無くて凹んだりもした。

 

でも、バズらなくても100人には届けられていると思うと嬉しかった。

 

今回も最後まで読んでくれてありがとう。

 

今読んでくれている"あなた"は恐らく"遠い誰か"では無く、僕の事を知っている"近くの誰か"なんだと思う。わからないけどね。

僕の友人なのか、恋人なのか、定時制の生徒なのか、野球部の生徒なのか。

 

例え、同じ内容の話を"遠い誰か"がしていたとしても、それが芸能人だとしても"近くにいるあなた"に響くのは"近くの私"のメッセージである事もあったりする。

 

今回は恋愛について、面白おかしく僕の持論を交えながら書いた。

 

恋愛のディスカッションは誰でも参加しやすいからね。

 

でも僕のが一番みんなに問いかけたかったのは

"性"や"社会"や"平等"についてなんだ。

 

恋話は一つの手段だった。

 

様々な変化をしてきたこれまで。

その中で変わらないものもあった。

 

そして"今"時代は大きく変わる。

普通の事が普通じゃなくなるだろうね。

 

知ってる事で余裕が生まれる。

そして知らない事は知らないという。

 

いつまでも教師のお面つけて、知ってるふりした演技ができるのも終わりかなと思ったりもするよね。

 

 

 

 

菅野雅之

 

※文章で表現した男性・女性は身体的性での男・女です。

※男と女以外にも様々な性的指向がある事は理解した上で今回はこの2つの性を取り上げてました。

 

参考文献 苫野一徳 「愛」

 

愛 (講談社現代新書)

愛 (講談社現代新書)

  • 作者:苫野 一徳
  • 発売日: 2019/08/21
  • メディア: 新書