若人の考えていること。

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恋の原材料

クリスマスというイベントは、人々に幸福感を与えるのか、劣等感を感じさせるのか、どっちなんだい?とオレのきんに君に、聞いている菅野です。

 

今回は、「恋愛」について菅野ごときが書いてきたいと思う。

 

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みなさんは恋愛と聞いて、どのようなキーワードを思い浮かべるだろうか?

 

僕は恋愛と聞いて真っ先にイメージするのは

"西野カナ"さんである。(こう見えて意外と乙女なのかもしれない)

 

つまり、

恋愛とは運命的で偶然的で不随意的なモノ

だと思っていた。

 

しかしだ。僕は気づいてしまったのだ。

 

恋愛ってそんなに西野カナっぽくない。

ってことに。

 

恋愛とは何で、できているのか?

 

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恋愛の原材料は3つあると思う。

 

【①感情】

一つは先ほど菅野がイメージしたような

西野カナ的なモノ。

 

キュンキュンするとか、ビビッときたとか、好きな理由は答えられないっていうような、運命的で偶然的で不随意的なモノ。

 

【②欲求】

この前、こんなツイートを目にした。

 

「男は"SEXをしたいという欲求"と"この人が好きという感情"を勘違いする生き物だ」と。

 

そういえばだいぶ前に島田紳助さんと松本人志さんも同じような事を言っていた。

 

本当にその人の事が好きかどうか分かるのは性欲が最も低下するあのタイミングだと。

 

しかし、僕は性欲も立派な恋愛の原材料だと思うし、これが悪い訳ではないと思う。

 

なぜなら僕たちは、子孫を残す事でここまで進化し、生き残ってきたホモサピエンスだからだ。

 

他の生き物で考えると分かりやすいかもしれないね。

 

浮気や不倫がパートナーに大きな精神的ダメージを与えるのは、恋愛の原材料の1つである性欲が、他人に向いた事を知るからでもあると思う。

 

他にも「この人に認められたい」や「この人とお付き合いしたらみんなから認めてもらえる」という承認欲求もある。

 

【③思考】

俗に言う好きなタイプとか、ハードルが高いとか、ストライクゾーンがどうとかって部分。

 

ここが一番おもしろいところで、

"人は無意識的思考のなかで、この人を好きになろうとして好きになっている"ってとこ。

 

ある程度自分のハードルを超えてきたり、ストライクゾーンに来た時に、人は無意識的に好きになろうとしているのだと思う。

 

好きになろうとして、好きになっているのだ。

 

こんな事を言うと、お前はロマンチストじゃないとか、冷たいヤツだとか、理屈っぽいとかって言われるかもしれないが、ほとんどの人の恋愛の原材料の多くはこの【③思考】であると気づいてしまった。

 

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一目惚れなんかが、まさにそうで。

自分のストライクゾーンだと思った瞬間、

それ以外の不確定要素を、自らの都合の良いストライクゾーンの形に当てはめた虚像を作りあげて、好きになっている。

 

back numberの「高嶺の花子さん」でも

「好きなアイスの味はきっと。。。」

という歌詞がある。

 

まさに作りあげている。

 

遠距離恋愛もそうだと思う。

①は長期的に見て長続きしないだろうし、

②なんかは顕著で、身体的な接触が無い。

それでも遠距離恋愛が成り立つのは思考が大きいと思う。

 

紫式部源氏物語のような時代に、

「あの家の者を好きになってはなりませぬ。

しかし、忘れられないのです。でも、決してなりませぬ。。。」

 

みたいなのが僕の勝手なイメージであるんだけど、これなんか「一目惚れ✖️遠距離恋愛」だと思う。

 

「会った回数」と「その人をどれくらい好きか」が相関関係に無いのはそのためだろう。

 

 

※出逢いに関しては運命だと思うけど。

 

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まとめ

もちろん、このいずれかで恋愛をしているという訳ではなく、この3つが互いに関わり合って成り立っている事は間違い無いだろう。

 

しかし、僕は

思考を感情が追い越すことが恋愛の全てだと思っていた。しかし、それはどうやら多くはないみたいだ。

 

多くの場合は、感情を思考が追い越すことで成り立っていて、逆に思考により恋愛を抑制しているケースもある。

 

人間はこれを、無意識的にやっているのだから魔法のように錯覚するのだろう。

 

他人の恋愛相談にのると

「頭で考えてばっかりいないで、

自分の感情に任せて恋愛すれば良いのに。」

 

なんて思ってしまうが、それも恋愛だと言う事である。

 

(ここまで読んで下さったみなさんの思いを代弁します。「お前誰だ。」笑)

 

 

 

 

 

菅野雅之