選択と決断の日々の中で。
なんか、みんなと哲学をやってみたいなって。
大人ってなに?とか。自由ってなに?とか。
勉強ってなんでするんだろ?とか、愛と恋の違いって?とか。
当然、そんなものに絶対的な正解なんてないんだろうけど、自分なりの答えを出していくのが大事なんじゃないかなって。
教師として、知識を伝えるのはもちろん大切で、それが考える材料になるとは思うんだけど、それはある意味、今の時代で学校でしかできない事では無くなってきている。
本を開けば書いてあるし、学校の先生以外の誰かに教えてもらいたければ塾がある。
スマホがあれば調べられるし、好きな授業を好きなタイミングで受けられる。
そんな中で、学校で勉強する事の意味をあえてあげるのであれば、それは「多様な人々と学び合う場」であるということ。じゃないかな。
そしてそれを活かせる手段の一つとして、哲学ってわけ。
それは絶対的な正解がないから。
そして、逆に色々な正解があるから。
色々な人の意見を聞いて、良いなと思えば取り入れればいいし。賛成はしなくても否定や拒否はしない。そういう考えもあるんだね。って。
疑問があれば聞けばいいし、思った事を言えばいい。
せっかく色々な人が集まっているんだから。
誰もが未来でどんなことが起こるかなんて分からない。
どんなにお金を持ってても、頭が良くてもね。
でも、それぞれが今を生きてて、未来が自分にとって良いものになるように日々、選択や決断をしている。
何を根拠に選択や決断をしているのか?それは、自分の価値観とか、考え方とか、生きてきた経験とか、だと思う。
それらの選択肢を増やす事や、決断を後押しすることができたらな。って。
就職活動で進路に悩んだり、好きな人に思いを伝えようか悩んだり、老後の心配をしたり。
誰にも、どの道が正解かなんて分からない。
でも、毎日、選択や決断をしながら生きている。
同じAという道を選ぶんでも、A orBじゃなくて、もっと多くの選択肢の中から選んで欲しいなって。それは僕自身もそう。
人は人にいい意味でも、悪い意味でも影響を受けるから。
と、偉そうに23歳の僕が思っている事を書いてみました。これも一つの選択と決断ですかね。
ps.教員採用試験対策では哲学者の名前をたくさん覚えたなと。
菅野雅之